やるせないだろうに

昨日、送別会があった。
2名抜ける事となったのだが、その中の1人の話。

現在のシステムを、端末のリースアップをきっかけに大幅に変えようとしていて、
その検討でやってきた人。
最近まではおいおいオイラの所属部署が開発などを引き受ける予定で、
現在のC/SをWebクライアントにしよう、ってのが大きな変更点。


ユーザからの要望、要件が非常に多岐にわたり、何枚も企画書を書いたり、
打合せしたりと、かなりご苦労なさったようだ。
「新聞に載るほどのいいシステムをつくっちゃる!」そんな事をオイラと飲んでいる時など
事あるごとに熱く語っていた。
オイラの所属部署は少しやる気に欠けるところがあるんで、こういう新しいキャラが
いい意味で現状をひっくり返してくれるきっかけをくれるのではないかと
密かに期待していた。


ところが、少し前に状況が激変する。
今まで全く出てこなかった別の部署が急に企画書を出してきたのだ。
詳細は分からないが、内容はほとんど変わらなくて、担当が全く別って感じ。
どうやら密かに根回しをしていたらしく、あっさりとそちらが採用された。


そうなると話は早いもので、あんたいらない。って感じで今月で退場となったわけです。


いいシステムを、出来るだけ早く、そして安く。ってのを競争により選ぶのはよくある話
だし、採用してもらう為に根回しするのもいいと思う。
でもね、同じ会社内でそれやってどうすんの?ってのが正直なところ。
だったら、最初から協働して話を進めればいいじゃん!


開発だけは、自分達の部署がやって、その後の保守なんかをオイラ達に任せよう。
って魂胆が見え見え。
ちょくちょく上の人に、そういうのはヤダ。とは言ってるけど、どうなる事やら。


一番ショックだったのは、同じ会社内で面白そうな仕事を取られてしまったことを、
「これで私たちは関係ないね」と少しホッとしたような顔をした上司を見たことです。


あーぁ。