名前にこだわる

http://jibun.atmarkit.co.jp/lskill01/rensai/kokugo01/kokugo01.html

機能やデータ項目などのネーミングの話。
実は国語力がとても大事だというのは、業界内では有名なところだと思う。
最近特に感じるのは、ユーザとの要件をつめる時に、曖昧な言葉で定義してしまい、
後からとんでもない事になってしまうのは、確実に国語力だという事。


特に日本語は語呂が似通っていても、厳密にシステム化した時には曖昧になってしまう言葉
が多いと思う。
例えば、「ある値以上」と「ある値より大きい」だと全然違った結果を生み出す事がある。


そして、もう1つ思うのは、業界についていろんな経験が必要だという事。
本文の例でいうと、
Aサーバ側の機能(Bサーバに対して、正常稼動している事を通知)
Bサーバ側の機能(Aサーバからの信号が途絶えたときに警報を出す)
オイラだときっと、Aサーバの機能を、「正常動作通知」とネーミングすると思う。
でも、「KeepAlive通知機能」という方が適切だって。「Keep」がポイントだそうで。
IT業界では、このような機能に対して、よく使う言葉だそうだ。


日本語や英語を使って機能や項目などに対して、かなり厳密な意味を含めてネーミングするのには
国語力は必要だろうけど、それと同じかそれ以上に、業界内でのデファクトスタンダードいうか、
よく使う言葉回しを知る事も大事なんだろうなと。


精進します。