プロフェシー

★★★☆☆(55点)

原題は、「The Mothman Prophecies」3年ぐらい前の作品です。
アメリカの都市伝説というか、ＵＭＡというか、「ビッグ･フット」とか、「ネッシー」と同じような存在、「餓男(Mothman)」をめぐる話。
ホラー･サスペンスってとこかな？
実話を元に・・・ってしてますが、あえて言う必要は無いかと。だって「餓男」だもん。
ちなみに、「羊たちの沈黙」とは全く関係ありません。

個人的に、ＵＭＡとかそういった謎っぽい話は大好きです。
モスマンとは何者か？そして、予言とは？妻の死との関連は？序盤は、非常にスリリングかつ、布石に満ちていてワクワクです。
後半は何だかそのスピードが落ちてしまい、なし崩しっぽくなってしまいます。
ラストはなかなかに、「うーん」という感じで悪くは無いです。
主人公のリチャード･ギアおいたんの渋さが光ります。小泉首相には決して出せない渋さです。

観ていて、M.ナイト.シャマラン監督(シックス･センスとかサインの監督)がメガホンを取った、
「X-FILE」っぽいなと。

最後までモスマンの正体も、予言をする動機も、妻の死との関連も、無かったかのように終了しますが、そこはそこ、謎は謎のままに・・・
観た後に、誰かと内容について話をしたくなります。