昭和歌謡大全集

★★☆☆☆(35点)

村上龍が原作という事と、友人に薦められたということで。
少年グループとおばさんグループがヤクザもビックリの抗争を繰り広げる、って話。

何でしょうか？もうはちゃめちゃです。
「些細な行き違いから〜」ってありましたが、全然「些細」じゃないでしょ？
事の発端が、少年がいきなりおばさんをナイフで殺すんですから。
最近の少年犯罪を風刺してるって事でしょうかね。

そんな凄惨なシーンを、昭和の名曲が彩りますが、かなりアンバランス。
あえてそうしてるんでしょうが、残酷さが薄らいでしまいます。
ラストシーンなぞ、あまりのスケールに笑ってしまいました。

オイラにはちょっと理解出来ませんでした。
原作読んだら少しは観かたも変わるのかね？