トラウマな映画


急に頭に浮かんできました。
マタンゴ [DVD]
マニトウ [VHS]
エレファント・マン 作品生誕25周年ニューマスター版 [DVD]


思いつくだけでもこの3本。どれも子供のとき観て以来、一切見ておりません。


1本目の「マタンゴ」、日本の映画でマニアがいるようで、親父に薦められて観ました。
作品全体を覆う、なんとも気味の悪い雰囲気(売れないお化け屋敷みたい)と、日本人ならではの、鬼気迫る演技、子供ながらにびびったものです。
思い出すと、主役のはずの「マタンゴ」は何とも滑稽だった様な気が・・・
最後のワンシーンで、半泣きになりました。


2本目の「マニトウ」、こちらも親父に薦められました(どんな親父だよ・・・)。
確か、主人公の奥さんだか恋人だかの首に腫瘍が出来、何故かその中で赤子が育ってる。
正体は、わるーい魔法使いみたいな人で、転生みたいな感じで、復活しようとしてる。
手術でもどうしようもなく、どんどんと大きくなる腫瘍、そして遂に!
その様子がどうのも不気味だったのを覚えてます。
最後のほうはSFっぽかった気がします。


最後は、「エレファントマン」、ホラーではないですが、一番リアルだった気がする。
確か、事実にもとづいて作られてた気がします。
生まれながらに奇形の子供が周囲の人の蔑みに耐えながら生きていくっていう、白黒と相まって、何とも悲しいヒューマンドラマ。
劇中で一番人間らしく、最もピュアなのがエレファントマンだってのがずいぶん皮肉です。
当時はずいぶんと凹んだのを覚えております。


30を前にして何かを乗り越えようと思うんで、何とかレンタル屋を探して観ますかね。