オフショア開発

トラバっ。
http://d.hatena.ne.jp/m_pixy/20050509

今の現場でも、中国企業に小規模のシステム開発を依頼しようという動きがある。
日本(今の現場)でも同じ開発を行い、費用や品質の比較をし、うまくいきそうなら
大規模システム開発を依頼する。って流れらしい。
もしかしたらオイラも、オブザーバ(兼窓口見習い)として中国に行くかも知れない。

というホットな話題。
ちょっと読んでみたけど、こいつは余程注意しないとやばそう。
とてもじゃないけど、オイラ1人では窓口になりきれません。まず中国語使えないし。

んで思い出したのが学生時代、とある料理屋でバイトとして働いていた頃の話。
1年以上やっていたのと、結構真面目にやっていた事もあって、翌日の発注や、
新しいバイトの面接、その判断を任せてもらえるほどになってました。

そんな時、中国からの留学生だと言う人がバイトの面接にあらわれました。
歳はそのときのオイラよりも5つぐらい上、実直そうないかにも「中国の人」って
感じ(勝手なイメージ)での方でした。
オイラは特に悪い印象が無いのと、今まで知り合いに中国の方がいなかった為の好奇心で、
「雇ってみてもいいのでは?」とバイトに採用してもらいました。

最初は良かったです、結構明るい性格でいろんな話が出来たし、仕事振りもいたって真面目。
採用してもらってよかったと思いました。そんなこんなで1ヶ月ほどたちました。
徐々に様子が変わってきました。
まず、彼はタバコを吸うのですが、その頻度、1回の時間が長くなってきました。
「ちょっと休憩長くないですか?もう少し控えてください。」と言うと、
「はい、わかりました。」と言うだけで一向に改善しない。
仕事中もボーっとする事が多くなってきて、洗い物をお願いしても山積みするまで
全く手をつけなくなりました。
「ちゃんとして下さいよ。」と言うと、
「いいじゃないですか、やる事してるんだから。」と言う始末。
「????どうしたんだろう?」と考えている時に、1つの法則を見つけたのです。
ちょっとおかしいと思う行動をとるのが、どうやら店長がオイラに任せて出かけた時が
多いようなのです。

なるほど、彼はどうやらオイラがバイトで、しかも歳が下である事で、
自分への影響が少ないだろうと判断したようです。
仕事の上での先輩、後輩というのは全く関係ないようでした。
結局彼はまもなく本人の事情により辞めてしまいました。

中国の方全員がとは言いませんが、オイラを含めた日本人が普通にもっている感覚が
通用するわけではない事を痛感する体験でした。

あまり結論の無い話ではありますが、これから絶対と言っていいほど必要になるだろう
日本以外のアジア勢の力。うまく使っていきたいものです。

#あ、別に彼らを非難するつもりもありませんし、単純労働者と見ているわけではありません。
#誤解の無いよう。