ZOO

今週末に観た映画第3弾、ラストです。


ZOO [DVD]
★★★☆☆(50点)


人気作家、乙一原作の映画化、5つの短編を5人のクリエイターが監督してます。


第一話「カザリとヨーコ」・・・卵性双生児のカザリとヨーコ。母親はカザリだけを可愛がり、ヨーコには虐待を繰り返す。ヨーコが決意した事とは?
第二話「SEVEN ROOMS」・・・突然小さな四角形の部屋に閉じ込められた少年と姉、果たして無事脱出出来るのか?
第三話「陽だまりの詩」・・・世界は滅び、たった一人残った男によって、そのアンドロイドの少女はつくられた、男の願いとは?
第四話「SO-far そ・ふぁー」・・・ある日突然、父と母がお互いを見ることが出来なくなり、息子だけが両者を見ることが出来るようになってしまう。
第五話「ZOO」・・・廃園となった動物園で発作的に女性を殺した男。以来、毎日彼女の死体写真を撮り続ける。


短編5話なので、飽きずに観られますが、わざわざ映画化する必要あったのだろうか?
はっきり言って、世にも・・・にソックリです。
乙一の作品を読んだ事無いですが、こんな雰囲気なのかな?


一番気に入ったのは、第二話の「SEVEN ROOMS」。
他の作品がそれなりの救いがあっただけに、その突発性と、理不尽さはやるせない気持ちでいっぱいです。
出演した市川由衣が思ったより(って失礼か)演技がうまかった事もあいまって、一番印象に残ってます。


まぁ、暇つぶしにどうぞ、って感じです。