今週の映画

今週は久しぶりに観ました。
秋だし、じっくり観たい、という事でこの2本。


クライング・フィスト
クライング・フィスト 泣拳 デラックス・コレクターズ・エディション [DVD]
★★★★☆(75点)


泣きました。久々にやられてしまいました。
人生のどん底にある2人の男が、再起をかけてボクシングの新人王に挑むまでを描いた映画。
決勝はその2人が対戦します。
普通だと、主人公は一人だし、対戦相手の過去やら背負ってるものも試合中にちょこっと出てくるぐらいなんだろうけど、
この作品、二人とも細かく丁寧に描かれてます。
そのおかげで、すっかり感情移入してしまって、
「こりゃ、どっちが勝っても負けても泣きそうだなぁ。」
・・・案の定ですよw


恋愛系は観ないオイラ、あまり韓国映画観ないんですが、こういう作品上手いですね。
例えばハリウッドがリメイクしても、ここまでは感動しないんだろうな。


25時
25時 スペシャル・エディション [DVD]
★★★☆☆(65点)


収監を翌日に控えた麻薬の売人が、どのように過ごすのかを描いた、エドワード・ノートン主演の映画。
友人、恋人、そして父親との微妙な感情が入り混じった会話を基本に展開します。


エドワード・ノートンが好きなのもあるんでしょうが、つい感情が入ってしまい、
最後の収監の朝のシーンでは、ついつい、「あと1日だけ」って思ってしまいました。
でもそこは自業自得、犯した罪は償わなくてはいけません。
ラストも、そういった意味では安易ではく、良いと思います。


個人的にはすごく何気だったので驚いたのですが、あのグランドゼロが出てきます。
あまり長い時間ではないですし、必要な画なのか分かりませんでしたが、何だか心に残りました。
きっと本国の方はもっとそうなんでしょうね。


犯罪を犯そうとしている人がもしいるのであれば、ぜひ観て欲しい。
そんな映画です。