ぼくを葬る

ぼくを葬る [DVD]
★★★☆☆(55点)

これで、「おくる」と読みます。
たまにはフランス映画でも観るかなぁ、と思いチョイス。


ストーリは、ガンにより突然余命3ヶ月と宣告されたファッション雑誌のカメラマンが
その3ヶ月をどう生きるか、っていう最近じゃありふれたお話です。
正直、あまり得意なジャンルではない(というかあまり観たくない)のですが、
魔が差したということでw


あまりフランス映画には詳しくないのですが、言葉少なく、美しい景色を多用し、
淡々と進む、っていう多分王道だろう展開。
しかし、ガンの癖にタバコはプカプカ、コーヒーはガバガバ、酒も飲んでついでにドラッグまで・・・
あまり同情できないっすね。


でも前半、唯一病気のことを告白したお婆ちゃんに、
「今ここでお前と死にたい」
といわれるシーン、グッと来ました、一番のシーンですな。


人は何で生きていくんだろう、とか、自分ならどういう死を迎えたいだろう、何て事を考えてしまった映画です。
今流行のこういう系の映画ほど盛り上がりは無いし、おお無きすることは無いですが、オイラはこういう方が好きです。
やっぱりたまにはフランス映画もいい。